Advental Questの攻略本

ゲームでは完全に描写不足となっています。ごめんなさい。


僧侶はかつて勇者が一番最初に出会い、仲間となった人物です。
しばらくの間、パーティに同行していましたが次第に自身の力不足を感じて離脱を決意しました。


力をつけて再び勇者一行に加わろうと努力をするも実らず、勇者への恋心もあって焦燥していきます。

そんなとき、噂話から「特別な力を手に入れることが出来る洞窟」の情報を耳にします。
なかば藁にも縋るようにその地へ彼女は向かいました。


その洞窟の奥にあったのは怪しい光を映した泉でした。
そこを前に彼女は願います。

『いまの私の力……傷がついてから癒すのでは遅いのです。勇者さまが二度と傷つかないように、盾となりたいのです』

すると、願う僧侶の頭に声が響きます。願いを叶えるには代償が必要だと。
僧侶は全てを勇者に捧げる思いで答えたのでした。


そして僧侶は力を手にします。


そんな僧侶の目の前に現れたのは異形の姿、邪なる神でした。
大いなる力を与える代わり、傀儡となるよう命令します。

しかし僧侶は邪神の力を得ながらも、無垢なる想いは侵されまいと必死に抵抗しました。

僧侶は鉄の意思によって邪神をねじ伏せたのです。


僧侶は勇者との再会を夢見て街へと歩み始めます。
その想いは勇者を想えば想うほど、強くなっていきました。

勇者を護るのは自分だ、他の誰でも、過去の自分でもない……
邪魔をする者は消してしまえ。

そう考えるほどに。