・Easyでは括弧を使わずに、記号と数字の位置を変更するだけで10になる
・記号で「-」を使う場合は1~2か所を、「×」「÷」を使う場合は1か所のみの変更でよい
・答えが偶数つまり 10+2n の場合、n を引くように演算子を変更する(nは任意の自然数)
例:答えが「24」だった場合 24 = 10+14 = 10+2×7
つまり「+7」を「-7」にすると10になるので、「7」があればそうする
なければ「+1+6」「+3+4」といった2個の数字の「+」を「-」にして14引く
・答えが奇数の場合、「-」によって10(偶数)にはならないため、必然的に「÷」を使う
同じ数が存在する場合はそれを割れば当たると思われる(証明できそう???)
・答えが11の場合、「1」があるはずなので「×」を使うと10になる
・NormalではEasyの解法では解けない問題しか出題されない
このゲームで最も面白く、最も重要な難易度である
・「2」と「5」の組み合わせを作れないかまず考える(以下 n、m は任意の自然数)
「1・n・n・5」: ( 1 + n ÷ n ) × 5
「1・n・n+1・5」: ( 1 - n + n+1 ) × 5
「2・n・n・4」: 2 × ( n ÷ n + 4 )
「2・n・n・5」: 2 × n ÷ n × 5
「2・n・n・6」: 2 × ( 6 - n ÷ n )
「2・4・n・n+1」: 2 × ( 4 - n + n+1 )
「2・6・n・n+1」: 2 × ( 6 + n - n+1 )
「n・n・n・5」: ( n + n ) ÷ n × 5
「n・n・n+2・n+5」: ( n+2 - n ) × ( n+5 - n )
etc...
・この解法における難問
「2・2・8・9」: 2 × ( 9 - 8 ÷ 2 )
「5・5・6・8」: 5 × 6 ÷ ( 8 - 5 ) ※ -5×6+5×8の方が式変形は早い
「5・6・6・9」: 5 × 6 ÷ ( 9 - 6 )
「3・4・8・8」: ( - 3 + 8 ) × ( 8 ÷ 4 )
・足して「10」になる2数がある場合、ほかで「1」を作り「10 × 1」を考える
「n・10-n・m・m+1」: n + 10-n × ( m+1 - m )
「n・10-n・m・m」: n + 10-n × m ÷ m
etc...
・「7」と「4」がある場合は、ほか2つの数字で「2」を作り「2 × 7 - 4」を考える
「n・n+2・4・7」: ( - n + n+2 ) × 7 - 4
「n・2n・4・7」: ( 2n ÷ n ) × 7 - 4
etc...
・「7」だけある場合は、ほか3つの数字で「3」を作れないか考える
「3・6・7・9」: - 9 ÷ 3 + 6 + 7
「5・6・7・9」: ( 9 + 6 ) ÷ 5 + 7
「6・6・7・8」: 6 ÷ ( 8 - 6 ) + 7
・「8」と「9」がある場合は、ほか2つの数字で「2」を作り「2 × 9 - 8」を考える
「n・n+2・8・9」:( - n + n+2 ) × 9 - 8
「n・2n・8・9」: ( 2n ÷ n ) × 9 - 8
etc...
・この解法における難問
「1・1・8・9」: ( 1 + 1 ) × 9 - 8
・ほか汎用的な解法
「n・n・n・8」:( n + n ) ÷ n + 8
「n・n・n・9」:( n + n × 9 ) ÷ n ※ n=9 の (9+9×9)÷9 が有名
・分数を使う組み合わせ
「1・1・5・8」: 8 ÷ ( 1 - 1 ÷ 5 )
「1・1・9・9」:( 1 + 1 ÷ 9 ) × 9
「1・2・8・8」:( 1 + 2 ÷ 8 ) × 8 ※ (1+8)×2-8 より式変形が早い
「1・3・3・7」:( 1 + 7 ÷ 3 ) × 3
「3・4・7・8」:( 3 - 7 ÷ 4 ) × 8
・10n ÷ nにする組み合わせ ※「n・n・n・9」以外
「3・4・6・6」: ( 6 × 4 + 6 ) ÷ 3
「4・4・6・6」: ( 4 + 6 × 6 ) ÷ 4
「3・5・6・9」: 3 × 5 × 6 ÷ 9 ※ 6÷(9÷3)×5 より式変形が早い
「4・5・6・9」: ( -4 + 9 × 6 ) ÷ 5
「4・6・6・9」: 4 × ( 9 + 6 ) ÷ 6
「6・6・9・9」: 6 × ( 6 + 9 ) ÷ 9
「6・7・8・9」: 6 × ( 7 + 8 ) ÷ 9 ※ 6+8÷(9-7) 等より式変形が早い
・その他難問
「1・3・3・6」: 1 + 3 × ( 6 - 3 )
「1・3・8・8」: 8 ÷ ( 3 + 1 ) + 8
「3・4・7・7」: 3 × 7 - 4 - 7
「3・4・4・9」: 3 + 4 × 4 - 9
「4・6・7・9」: 6 + ( 9 + 7 ) ÷ 4
「4・6・6・8」: ( - 4 + 6 ) × 8 - 6
「4・8・8・8」: 8 + 8 ÷ ( 8 - 4 )
答えの式は式変形において最小手順になるようにしている(たぶん)
これらの解法は難易度 Hard、Lunatic でも大いに活用するため、
数字でなく解法過程を覚えておきたい
参考
https://web.quizknock.com/make10
https://note.com/morioblog/n/nc9dbfc22d963
Hardでは10以上の数字を扱うため、Normalの解法に加えいくつか覚えておきたい解法がある
・同じ数字がある場合「10」と「0」の組み合わせを考える(以下 n、m は任意の自然数)
「n・n・m・10」: ( n - n ) × m + 10
例「10・18・19・19」: 10 + 18 × ( 19 - 19 )
・n、n+1のように、1だけ差のある2数があるならほかで9、10、11をまず考える
・2数を足すと10の倍数になる数字がある場合「10n」と「n」の組み合わせを考える
「n-p・p・10n-m・m」: ( 10n-m + m ) ÷ ( n-p + p ) 等
(気づきにくいが、3数を足すと「10n」、残り1数が「n」の場合もある)
・解けない場合によくある解法
11がある場合「21 - 11」を考える(11 のほかで 3×7 を考える)
15がある場合「15 × 2/3」を考える(15 のほかで 4÷6、12÷18 等を考える)
18がある場合「28 - 18」を考える(18 のほかで 4×7、14×2 を考える)
12、16、18がある場合「10n ÷ n」(120÷12、160÷16、180÷18)を考える
※ 8×15=120、12×15=180 等を念頭に入れる
・それでも解けない場合
〇 × ( 〇 - 〇 ÷ 〇 ) や
〇 × 〇 - 〇 - 〇 等が見過ごされやすい
難問では「16 × 5/8」 や「18 × 5/9」等の分数を考える場合もある
例「3・4・8・12」: 3 × ( 4 - 8 ÷ 12 ) ※「3・4・7・8」と類似したパターン
・Lunaticは目標値が可変でありHard以下で用いた解法のほか、
targetの約数、倍数に対して他3つの数字でアプローチする方法を取るのが良い
例えばtargetが「6」で、「12」があれば他3数の計算で「2」を作り「12÷2」を考える
「6」の約数、倍数がなければ2数から1組の数字を考え、2組で「2×3」等を考える
・脳内で総当り的に数字を組み合わせ、数字の数を減らしてから解法を考えることも重要
(答えになりそうな組み合わせをいかに早く導出できるかがこのゲームの上手さである)
・いずれにせよHard以下での解法をしっかり理解しておかなければならない
・このゲームでは、シコウ ( 思考・試行・志向 ) が必要である
シコウが必要です
人間の脳はコンピュータであると最も感じられるゲームです(たぶん)
4つの数字から10になる式を作ります
10パズル/make10と呼ばれる遊びを参考にしており
どれだけ早く10問正解できるか競います
サムネイルは ( 3 - 7 ÷ 4 ) × 8 の式で10にできます
10問正解するとmode別ランキングに名前とスコアを登録できます
作者の記録「AC-Japan」のスコアを抜いてみてください
慣れると車のナンバーを見てから通り過ぎるまでに10の式が思いつきます
・ランキングは同じ名前ごとに上位3データまでを表示してます
・配信用の処理で埋め込みは重い場合があり、全画面だとマシになります
・PLiCyのLiveは音声が流れません...
・攻略本を書きました
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~攻略法(Easy - 攻略本より抜粋)~
・Easyでは括弧を使わずに、記号と数字の位置を変更するだけで10にできます
・記号で「-」を使う場合は1~2か所を、「×」「÷」を使う場合は1か所のみの変更で10にできます
・答えが偶数つまり 10+2n の場合、n を引くように演算子を変更する
例:答えが「24」だった場合 24 = 10+14 = 10+2×7
つまり「+7」を「-7」にしたら10になるので、7があればそうする
なければ「+2+5」を「-2-5」にするなど記号を2個変えて14引く
・答えが奇数の場合、同じ数字があるなら、それで割れば10にできるはずです
・答えが11の場合、「1」があるはずなので「×」を使うと10になります