お知らせ

Game Type:Column article

PLiCyゲーム感想文】第7回「人生いつでもワンチャンス!」



「PLiCyゲーム感想文」はPLiCy運営によるゲームレビュー企画です。
参加作品から抜粋し、「webゲームとしての感想」「スマホゲームとしての感想」「作品をよりもっと遊んでもらうために」などの観点から、
各作品ごとにレビュー記事を掲載します。

今回は、謎の超魔生物さん製作の「人生いつでもワンチャンス!」の感想を述べていきます。
(PC Chrome /Android6.0で動作確認)


「人生いつでもワンチャンス!」について


ゲームページに行く⇒https://plicy.net/GamePlay/33665

本作は、ACT製作ツールGameDesignerActionで製作された短編アクションゲームです。
ライフが1に設定されており、1ミスでゲームオーバーとなる高難易度ゲームです。


丁寧に設計された、高難易度アクションゲーム


本作は上記でも紹介した通り、難易度がかなり高いアクションゲームなのですが
1つ1つの仕掛けがかなりこだわって配置されており、 普通に進もうとすると、すぐにゲームオーバーになってしまいます。
そのため、プレイヤーは1つ1つの仕掛けを覚えながら
先に進めるルートを探すことになります。

このような全体設計が見える中、本作では 高難易度ステージにありがちな、敵や仕掛けの過剰配置が少ないため
「次に取り組むべき難所」が把握しやすくなっています。
また、仕掛けごとに動きを止められる場所が用意されているので
仕掛けの内容や動きを、落ち着いて確認することができる作りとなっています。

他のユーザーにとっても、高難易度ステージを作る時の参考になる作品だと思います。


プレイヤーに「挑戦させる」工夫を盛り込もう


本作に限らず、高難易度ゲーム全般に言えることですが
プレイヤーにどれだけ長く挑戦させるかという点を考慮すると
より多くのプレイヤーが挑戦し、盛り上がる作品になるのではと思います。

次の仕掛けに進むためのルートやタイミングがシビアな作品では、
プレイヤーは必然的にゲームオーバー回数が増え、「繰り返しプレイ」を行うことになります。
高難易度慣れしているプレイヤーはクリアまで繰り返し挑戦しますが、
初挑戦のプレイヤーや時間の無いプレイヤーは、数回であきらめてしまうことも少なくありません。

これを回避するためには、高難易度ゲームでも最初の部分だけは簡単に、進みやすくするなど
挑戦者が「自分でもクリアできるかも?」と思わせるような工夫を盛り込むと良いでしょう。
「最初からまったく進めない」と「途中まで進めるが難しいポイントがある」では、後者の方が
「難しい作品だけど、ここまで進めたからがんばろう!」という自信とモチベーションをプレイヤーに与えることができます。



また、本作はおそらくPC向けに製作された作品だと思われますが、
スマートフォンでのプレイ時に仕掛けの一部が隠れてしまい、 視認性が悪くなっている点は気になりました。

スマートフォンではPCに比べて画面の描画範囲がせまいため、
仕掛けの全容や足場が確認しにくくなっています。

・上下左右に広い仕掛けをなるべく避ける、
・広い仕掛けを導入したい場合は、矢印看板などで注意を促す
ことで、スマートフォンユーザーにも優しいステージ構成を作ることができます。



2017.12.22