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【PLiCyゲーム感想文】第10回「疾風戦記フォースギア外伝・失われたカレー」



「PLiCyゲーム感想文」はPLiCy運営によるゲームレビュー企画です。
参加作品から抜粋し、「webゲームとしての感想」「スマホゲームとしての感想」「作品をよりもっと遊んでもらうために」などの観点から、
各作品ごとにレビュー記事を掲載します。

今回は、Master.typeXさん製作の「疾風戦記フォースギア外伝・失われたカレー(ブラウザ版)」の感想を述べていきます。
(PC Chrome /Android6.0で動作確認)


「疾風戦記フォースギア外伝・失われたカレー(ブラウザ版)」について



ゲームページに行く⇒https://plicy.net/GamePlay/39713

本作はClickteamFusion2.5で製作された2Dレトロ風アクションゲームです。
5つのステージを、性能が異なる5人のキャラクターで攻略していきます。
順番にステージをクリアしていくメインゲームと、好きなキャラで好きなステージを遊ぶ「アタックモード」があります。


全体的にクオリティが高い、レトロ風2DACT


総合的に、完成度が高い作品であるように思います。
グラフィックがドット調で自作されており、雰囲気がレトロに統一されている点が好印象でした。
アクション面についてもツール製特有の引っ掛りや操作の癖が少なく、往年のアクションゲームを遊ぶような気持ちでプレイできます。
本作はキャラクターによって操作性が大きく変わるため、プレイヤー次第で
プレイスタイルをかなり広く変えることができる点も良いと思います。

一部ステージで動作が重くなる場合があるとのことでしたが、 Windows10では2ステージ以降も問題なく軽快な動作でした。
アクションゲームが得意な方には、ぜひおすすめしたい一作です。

スマートフォン操作に対応していないため、スマホ・タブレットの初期状態では遊ぶことはできません。
アップデートの際に、仮想パッドなどの導入があるとより広い層に遊んでもらえるのではと思います。


高難易度で突き抜けるか、低難易度で広く狙うか


本作は全体的に難易度が高く、あらかじめアクションゲームにかなり習熟しているプレイヤーでないと
クリアするのが難しいのではないか、という印象を持ちました。
全体的にゲームスピードが速く、ボス戦などでもインターバルなく攻撃が続くため相当の反射神経が要求されます。
初心者、GameDesignerActionのゲームのみを遊んでいるようなプレイヤー層には、かなり厳しい難易度ではないかと思います。

ただ、本作はアクションゲームです。
高難易度のゲームに慣れたプレイヤーも少なくないため、「これは歯ごたえのあるゲーム」として売り込めば
それなりにプレイヤー層が見込めるジャンルでもあります。
どんなプレイヤー層にアピールしたいかで、ゲームバランスの調整の仕方が変わってくる作品です。

初心者を含め、より広範にプレイヤーを獲得する対策としては、
現在のステージに加えて更に簡単な練習ステージやベリーイージーモードなどの実装があると良いのでは、と思います。
ベリーイージー向けの調整としては、単純に被ダメージや攻撃の間隔を長くする、回復アイテムをより多く配置する、
ボスの場合は1回当たりの攻撃ダメージ量を低減、攻撃しやすい露骨なインターバルを加える、などの調整が考えられます。
アクションゲームが苦手なプレイヤーは、攻撃が飛んでくるだけでも対処を考えるのに時間がかかります
そのため長めに対処を考える時間を用意してあげることで、初心者でも遊びやすくなります。

現在の難易度を維持しつつ間口を広げたい場合は、コンティニューの無限化などの調整を行うことで
プレイヤーがステージに何度でも挑戦しやすくなるよう工夫すると良いでしょう。



2018.01.19