PLiCy ゲームコンテスト

ゲームコンテスト結果発表

PLiCy ゲームコンテスト2022結果発表!
PLiCy ゲームコンテスト2022の選考が完了しました!
本ページで各受賞作品の紹介を行いますのでぜひゲームをプレイしてください。

歴代コンテストの各ページはこちら:
受賞作品索引

システム部門

シナリオ部門

アクション部門

審査員賞

KSG・バカゲー部門

KSG・バカゲー奨励賞部門

敢闘賞

準敢闘賞

システム部門

金賞
テンセイのヒジュツ

スクリーンショット
アイテムテキストに入手できる場所が記されている親切設計

調合に必要な素材を集めるのに奔走するのが楽しい
製作者:きぎぬ
受賞者コメント:
この度は栄えある賞をいただきまして、まこと幸甚の至りです。
マジですか。すげえや。
プレイしてくださった方、評価してくださった方、コンテスト運営に関わられた皆々様、本当にありがとうございます。
まだ遊んだことがなく、エグい表現が大丈夫な方。ちょっと触ってみてくださいよ、ほら、金賞ですってよ、金賞。
PLiCy スタッフコメント
アイテムを集めて合成レシピを開放していく過程が楽しく、収集作業を退屈にさせない作りが評価点につながりました。
一度入手したアイテムがどこで手に入るか記される機能もあり、メモを取るといった面倒な手間が必要ない点もよかったです。
全滅してもデメリットなしで拠点に戻されるだけなこともあって臆することなくチャレンジでき、ハクスラ的なゲーム性も持ち合わせていると感じました。
戦闘からの逃げるコマンドに失敗があることだけが不満点でしたが、ついつい長時間プレイし続けてしまう魅力を持った作品でした。
銀賞
Abyss ~昏冥の刻~ Chapter2

スクリーンショット
戦闘システムそのものはシンプルながら、サクサク快適なオートバトルが魅力。ただ敵を倒すだけでなく如何にしてオートバトルで安定して狩れるようにするか考えるようになるかも
製作者:トウモロコシ汁
受賞者コメント:
この度は素敵な賞をいただきまして、ありがとうございます!
まだ未完成作の中、評価していただき大変嬉しく思います。

本作は王道ファンタジーRPGとして制作しており、シナリオ・システム共に取っ付きやすさを意識しつつ、自分自身の好きな展開ややり込み・成長要素を盛り込んでおります。

2022年10月時点でChapter3まで公開しており、Chapter4で完結予定です。
完成めがけ、引き続きがんばります!
PLiCy スタッフコメント
やりこみ要素の充実度合いが凄まじい作品です。
やればやるだけキャラクターを強くできる要素が多く、敵を倒して入手できるアイテムで装備を強化できるため攻略そっちのけで素材集めに没頭してしまうこともありました。
また一部のキャラ会話がマップの移動中にポップアップで行われる点も良く、移動という単調作業の低減と会話パート増によるプレイヤー操作の停止時間増加の解決に一役買っています。
キャラの強さに余裕を持たせればオート戦闘でもサクサク倒せる爽快性もありますが、調子に乗って油断すると一気に体力が削れてヒヤリとする場面があったことも印象に残りました。
銅賞
賢者さんの正しい育て方

スクリーンショット
コメディな明るいノリと可愛らしいSDキャラ
製作者:彩風悠璃
受賞者コメント:
この度はシステム部門銅賞という大変光栄な賞を頂き、誠にありがとうございます。
私の中で短編部門の代表作ともいえる作品なので、本当に嬉しいです…!

この作品は、とにかく「かわいい」を詰め込むことを意識したコメディ短編RPGです。
死神賢者と呼ばれるショタじじいの天才賢者さんが人間の弟子に弱体化魔法を教えたら、その弟子が見よう見まねで放った弱体化魔法に見事かかってしまい、10日後に控えた四天王定期試験のために弟子と一緒に特訓をする、といったあらすじです。

シナリオ、UI、システム、キャラクター……。
当時の私の技術や想いを全て込めた作品です。

これまで努力という努力をしたことのなかった天才が、能力的にも内面的にも成長を遂げる心温まるお話となっており、ほのぼのコメディな掛け合いからしっとりシリアスまで盛り込んだ、まさに私の作風そのものだと思っています。

本作を遊んでくださった皆さま、素材を提供してくださった方々、そしてこの作品を選んでくださった審査員の方々に心から感謝申し上げます!
「まだ遊んだ事ないけれど、少し気になる」という方も、宜しければぜひお手に取って頂けますと幸いです。
PLiCy スタッフコメント
思うようにお金が貯まらずキャラの強化に悩み、そこをどうやりくりするかを考えさせられるゲームでした。
10日間(10行動分)の中でどう動くか、効率よく戦闘に勝利するにはどうすればよいか、まるでパズルのような感覚を受けます。
登場キャラがみんなノリノリでストーリー面を楽しく進められる一方、バトル面はただオートバトルするだけでは勝てないと初見では意外とシビアな印象を受けました。
一度勝てる戦い方を理解してしまえばなんとかなるため、勝ち方を考えさせられるゲームでした。
銅賞
TwilightStory

スクリーンショット
豊富なキャラの立ち絵も魅力の一つ
製作者:魚峰m子
受賞者コメント:
この度はPLiCyゲームコンテスト2022システム部門銅賞受賞ありがとうございます
TwilightStoryははじめてRPGツクールで制作したRPGゲームと言う事で制作時ツクールの仕様や使い方がわからず苦戦してようやく完成した想い入れがある作品なのでとても嬉しいです

内容も、自分が好きな要素しか入っておらず、ベタだけど王道の勇者と魔王のRPGを目指してシナリオを書きましたが有難いことに今でもTwitter等で感想を言ってくれている方を見かけるので、なんやかんや愛されてる作品なのかな……?と思ったり。

本当にありがとうございました。
これからも頑張りますので応援して頂けたら嬉しいです。
PLiCy スタッフコメント
ゲームバランス、ストーリーのテンポともにバランス良く整った王道RPG作品です。
ひねったシステムこそありませんが、特殊なシステムなしでゲームとして楽しませてくれるストーリー展開のテンポのよさ・戦闘バランス。
レベリングや資金稼ぎといった稼ぎプレイをやりたいと思わせてくれる絶妙な調整が成されていました。

シナリオ部門

金賞
修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~

スクリーンショット
キャラメイクのパーツ数が多く、中には奇抜なパーツも

モブおとモブこの見た目がプレイごとにランダムで変化する点も面白い
受賞者コメント:
この度は、素晴らしい賞を頂きまして誠に有難うございます。
メンバー一同精魂込めて制作したゲームですので非常に嬉しいです!

今回受賞させて頂いたのは「シナリオ部門 金賞」ではありますが、
グラフィックやBGMやシステムなどを含めたトータルとしての魅力をご評価頂いたのだと認識しています。
未プレイの方はシナリオ以外の部分にも期待してぜひ遊んで頂けると嬉しいです!

これからもより面白いゲームを制作すべく精進していきますので、
サークルDigitallを今後ともよろしくお願いいたします。
PLiCy スタッフコメント
主人公の行動次第でヒロインの性格が決まる異色のノベルゲーム。
キャラ絵や各種UI、文字等がすべてドット絵で組まれておりBGMも相まってレトロな雰囲気をうまく表現しています。
キャラメイクもパーツが豊富に揃っており、このキャラメイクだけでも長時間遊べるようになっていました。
丁寧なチュートリアル、豊富なルート分岐に加え別ルートへ行くためのヒントをもらえる親切設計、クリア後のオマケもある充実度とまさに非の打ち所がないゲーム性でした。
銀賞
フリークスの幻影肢

スクリーンショット
和風のキャラ造形に白黒の背景が印象に残ります
製作者:Junky-Soft
受賞者コメント:
まさかこのゲームで銀賞が頂けるとは思っておりませんでして、運営様からのご連絡に大変驚きました。
皆様プレイしてみていかがでしたでしょうか。
それぞれ抱かれた感想を大事にされてくださいね!
今回は本当にありがとうございました。
PLiCy スタッフコメント
初見プレイ時には癖の強い主人公だな、という印象を抱いたのですが読み進めるとそのようなキャラクター性になった理由がわかりました。
導線や伏線の張り巡らせ方が巧妙で、キャラの持つ背景1つ1つに意味があったことを衝撃とともにしっかり回収されました。
「フリークスの幻影肢」というタイトルの付け方、キャラの個性、社会的テーマの採用と評価点をいくつも兼ね備えたハイレベルなシナリオの傑作です。
銅賞
仮想九龍からの脱出

スクリーンショット
黒と青の広がる空間に光るネオンサインが目を引きます
製作者:蜜恋晶
受賞者コメント:
サークル 大脳神秘室代表の蜜恋晶です。
この度はシナリオ部門銅賞受賞、誠にありがとうございます。
「仮想九龍からの脱出」は大学の卒業制作の一環として開発した作品であり、自身の集大成と言っても過言でありません。我武者羅に制作に打ち込んだ1年間が無駄では無かったのだと本当に嬉しく思います。
今後とも皆様に楽しんでいただける作品を発表出来るよう精進して参りますので、大脳神秘室をよろしくお願い致します。
PLiCy スタッフコメント
初手から異色の雰囲気で出迎えられるインパクトの強さが特徴。
闇に広がる空間をネオンサインの光が照らすサイバーパンク様の雰囲気が印象的です。
ストーリーはまさしく複雑怪奇。キャラクターが抱く各々の事情、世界の背景、そういった設定が散りばめられておりまるでパズルのピースを集め組み立てるような感覚でした。
銅賞
ソフィのメガネ

スクリーンショット
複雑な経路であっても詰まることなくばっちり移動してくれます
製作者:今門 楽々
受賞者コメント:
めっっちゃうれしいです!ありがとうございます!!
PLiCy スタッフコメント
荒廃した世界を探索する不安感が的確に表現されています。
登場キャラへの認識を覆す衝撃的な展開や、荒廃した世界にあっても為されるほのぼのとしたやり取りといった要素も評価点にありますが、中でもゲームとしての操作性が特に大きな評価につながりました。
アドベンチャーとして探索によって反応がある箇所へのマーキングがわかりやすい点、またクリック/タップによる経路探索が複雑な経路でもしっかり目的の箇所へたどり着いてくれる点がシステムとして快適でした。

アクション部門

金賞
笑える跳ねるボール / 笑える跳ねるボール色々版2 / ボール落とし

スクリーンショット
前後左右にボールを動かして跳ねながら奥の赤い旗を目指すシンプルなゲーム性

青い旗に触れると隠しゴール。スペシャルコースが解禁されます
製作者:JS100
受賞者コメント:
このたびはアクション部門の金賞を受賞させていただき、まことにありがとうございます。
感謝の気持ちでいっぱいです。
私のゲームは私自身のボイスを入れてみなさんに笑って幸せな気持ちになってもらいたいと思い制作しました。
これからも私の作ったゲームで皆様が幸せになっていただけたら大変嬉しく思います。
PLiCy スタッフコメント
ゲームシステムとしては非常にシンプルな内容ですが、何度も繰り返しプレイしたくなる中毒性があります。
ゲームの雰囲気はもはやバカゲーの類とも言えるハチャメチャなノリですが難易度調整が絶妙で、後少しでクリアできそう……!の繰り返しが中毒性を高めています。
一度プレイし始めてしまうと中々やめられない、このゲーム性が圧倒的な高評価につながりました。
銀賞
将棋シューティング裸王

スクリーンショット
派手な演出が気持ちいい
製作者:nekochan
PLiCy スタッフコメント
この上なくシンプルながら完成度が非常に高いゲームです。
クリック/タップして自機を左右に動かすのみというチュートリアルすら不要な単純操作ですが、豊富な敵パターンと爽快感溢れる演出がゲームの質を高めています。
シューティングゲームによくあるパワーアップアイテムやボムもありませんが、そういった要素を廃することでシューティングに不慣れな人でもとっつきやすくなっている点も良いと思いました。
銅賞
ドラ猫ジャック

スクリーンショット
「Z KEY」「X KEY」で召喚が可能。残り数を気にするのも大事
製作者:NT SOFT
受賞者コメント:
この度はアクション部門の銅賞をいただきありがとうございます。
ゲーム制作のコンテスト受賞は今回が初めてでとてもうれしいです。
作品を公開する場を設けて下さったPLiCy運営様、本作を遊んでくれた皆様、審査員の皆様、本当にありがとうございました!
PLiCy スタッフコメント
一見するとパックマンのようなゲーム性に見えますが、実際にプレイしてみるとまったくの別物。
敵に正面からぶつかる/こちらの後ろからぶつかられるとやられてしまいますが、相手の後ろからぶつかりに行くことで逆に敵を倒すことができると逃げるだけでなく攻めに行くことも大事でした。
召喚によって正面から逆襲することもできるため、残り召喚可能数を管理する駆け引きも大事と奥深い内容です。
銅賞
UNI君の箱運び

スクリーンショット
爆弾スイッチと押せるブロックを利用したパズル
製作者:プロト
受賞者コメント:
これまで敢闘賞ばっかだったんで初の入賞うれしいでする
PLiCy スタッフコメント
繊細な操作が求められる1画面パズルアクション。
押せるブロックを使ったパズルですがリフトとの合わせ技が中々に凶悪で、正確なアクション操作を要する場面が多々ありました。
ですがタイミングを掴めばクリアできる絶妙な難易度ゲームバランス。クリアできるまで挑みたくなる調整でした。

審査員賞

スポンサー審査員特別賞
財宝の館

スクリーンショット
至るところに即ゲームオーバートラップが仕込まれているものの、逆にゲームオーバーを見てみたくなります
製作者:アトウケイロク
受賞者コメント:
この度は数ある作品の中から「財宝の館」を選んでいただきありがとうございます。

本作は旧PCが壊れてデータが道連れになって一度エタなったり
手書きマップとオリジナルメニュー画面に心が折れそうになりといろいろありましたが完成できて本当に良かったです。

改めてありがとうございます。

最後に本作をプレイした皆様へ

「100万円も大金です!」
NAK@22番目の素数様コメント
王道ジャンルを逆手に取ることに成功した作品だと思います。探索型ホラーゲームを全く遊んだことのない人にも、もう遊び慣れているという人にも、このゲームの「恐怖」と「面白さ」は直感的に伝わります。ゲームオーバーでプレイヤーを笑わせ、わざとゲームオーバーになってみようといういたずら心をくすぐる作りは、このゲームの大きな強みです。
その意味で「もったいない」と感じたのが、タイトルです。「巨額の借金を背負わされてゲームオーバーになる」というこのゲームの面白さをぱっと見て分かるようなタイトルにすると、より映えるのではないかと思いました。

KSG・バカゲー賞

KSG・バカゲー賞
UnpyFirstLove

スクリーンショット
初手でこのインパクトある絵面
製作者:アンケデート
受賞者コメント:
この賞をいただけて大変うれしく思います!この幸ウンとともにうんちのゲームをこれからもウンと作り続けていこうと思います。
PLiCy スタッフコメント
「鮮烈!うんちの恋愛ゲーム」と銘打たれた本作ですが、まさにその通りの内容となっています。
2本の若きうんちが並び立つ異様なビジュアルから繰り出される、さわやかな青春ストーリー。
かれらの甘酸っぱい恋愛模様にときめきつつ、「でもこの人(?)達、うんちなんだよな」と要所要所でどうしても正気に引き戻される絶妙なバランス感が評価ポイントとなりました。
KSG・バカゲー賞
新・無駄をそぎ落としすぎたRPG

スクリーンショット
説明テキストすら省く潔さ
製作者:KSB(KSBゲームス)
受賞者コメント:
この度は、ksg・バカゲー賞という名誉ある賞を受賞したこと光栄に思います。
『新・無駄をそぎ落としたRPG』はRPGの要素を抽出し、一画面で全てを完結させたバカなゲームとなっていますが、このようなゲームを評価していただき大変ありがたい限りです。

いただいたトイレットペーパーは、丁寧にお尻を拭くのに使用させていただきます。
この度は、ありがとうございました。
PLiCy スタッフコメント
マップやバトルや脚本などから、考えられる全ての「無駄」を排除したミニマルなRPG。
まさかのラスボスまでワンマップ化、セリフやキャラ名も3文字に圧縮され、最低限の会話による最低限の冒険が繰り広げられるのですが
この条件下でもしっかりと熱い展開があり、本作の構成力と発想力には唸らされました。
ゲームシステムを生かした感動のストーリーも必見です。
KSG・バカゲー賞
キリンな神社~恋愛の神様~

スクリーンショット
この画面だけ切り取ると普通のおみくじのように見えますね……
製作者:モモンガ
受賞者コメント:
やったー!
折角なので本作の顔とも言える、恋愛の神様からコメントを貰いました。

恋愛の神様「おいおい、こういうのは無難にさ、
 心がこもってなくても、ありがとうございました。
 と言っておけば、いいんだよ。
 奇をてらったコメントで、後々後悔したこと何回もあんだろ。
 ……ったく。
 
 それより、KSGって何の略だ?
 K(キリン)S(凄い出る)G(ゲーム)でいいのか?
 キリンが出るゲームなんて、そうそう無いんだから、賞もらって当然じゃね!?
 俺に感謝しろよ。
 
 んじゃ、全世界のカワイ子ちゃん!
 ゲームの中で待っているぜ。バイビー!」

……はい、こんなコメントを出す製作者に不快感を持たない人であれば、少しは楽しめると思います。
1分でいいので、ぜひプレイしてみてください!
では、心をこめて……ありがとうございました!
PLiCy スタッフコメント
「神様」がプレイヤーの恋愛を叶えてくれる、占い要素を持った掌編ノベルゲームです。
なぜかキリンの見た目をしている「神様」ですが、ジョークを交えつつも親身に相談に乗ってくれます。
自分や相手の属性別に細かいコメントもあり、恋愛に悩んでいる人には特におすすめな作品。
オマケのCM風ノベルも、クスリと笑える仕上がりとなっています。

KSG・バカゲー奨励賞

KSG・バカゲー奨励賞
ラストダンジョンでじゃんけんポン

製作者:とらっち
PLiCy スタッフコメント
ひたすらじゃんけんで進んでいくラストダンジョン。
敵が出す手を読みつつダンジョンを黙々と攻略していくゲームスタイルは
つい没頭してしまうような楽しさがありました。
KSG・バカゲー奨励賞
ザブーン

製作者:またっく/matack
PLiCy スタッフコメント
夏をモチーフにしたという本作。
混沌としたマップの詰め合わせながら、不思議と楽しく遊べてしまう一品です。
合成音声での読み上げを意識したセリフ回しも印象的でした。
KSG・バカゲー奨励賞
かがわねこ蕎麦堕ち

PLiCy スタッフコメント
「かがわねこ」が挑む、全5問のうどんクイズ。
おそば圧が強い世界観ですが、うどんに関する雑学を楽しく学ぶことができます。
負けてしまった時にも豆知識のコラムが読めるので、あまり悔しくならない…はず?
KSG・バカゲー奨励賞
おっさんをウサミミにすればいいんだ

製作者:タチバナS
PLiCy スタッフコメント
タイトル通り、「おっさん」だけを特殊な銃で撃ちウサミミキャラにするミニゲーム。
髪の長いおっさんなど、ドット絵作品ならではのひっかけ要素もあり、スコアアタック要素もありと、短いながら楽しい作品です。
結果発表での演出がプロローグの伏線(?)を回収しており、なるほど!となる場面も。
KSG・バカゲー奨励賞
イジワル動物クイズ

製作者:星です!
PLiCy スタッフコメント
動物・惑星などの数や並びに関するクイズ集…のはずなのですが
「イジワル」では到底表現しえない、驚愕の展開が続きます。
各シリーズの問題数が3問ずつと少なめなので、ボリュームアップしたバージョンも見てみたいと思いました。

敢闘賞

敢闘賞
五画面連動ADV『絶望の螺旋』完成版 / ときどきメモリーズ2Lite

製作者:窓際ななみ
PLiCy スタッフコメント
「五画面連動ADV『絶望の螺旋』完成版」はとても独特なシステムの多画面連動アドベンチャー。とにかく情報量が多く忙しい内容です。
画面同士が特定の状況に合わさったときにイベントが発生する等内容が凝っていますが複数のシチュエーションが同時進行するので状況を整理する能力が問われるゲーム性になっています。
進行に伴って画面数が増えていくなど最初は軽く、徐々にプレイヤーの負荷を上げていく形がほしいところでした。
一方で「ときどきメモリーズ2Lite」も同様の多画面ですが、1画面モードで練習もできる多画面ゲームの入門(?)にもなっています。
しかし5画面はやはり忙しいもので、すべての画面をさばき切れるのは相当の猛者なのでは……という感想でした。
敢闘賞
THE CHOSEN ONE ~選ばれし者~

製作者:クマ助
PLiCy スタッフコメント
入力内容が同じ動作をする2画面のプレイヤーを動かし、それぞれが得たアイテムによって能力を変化させ戦わせるアイデアは面白いです。
現状は変化に乏しく、一度勝たせたところで終わってしまいますが拡張性を感じるものになっています。
敢闘賞
船のギャルが異世界転生した的なアレ

製作者:献科
PLiCy スタッフコメント
場当たり的なストーリー展開やどうしてこうなった的な経緯を投げ捨てていく、まさにバカゲーというノリ。
しかしただのバカゲーにとどまらない丁寧な作り込みが伺えました。
敢闘賞
全て主のおっしゃる通りに / ユノのフライドアンドフライト

製作者:まんたあにど。
PLiCy スタッフコメント
「全て主のおっしゃる通りに」のダークで歪な雰囲気は刺さる人に刺さりそうです。
プレイヤー視点で段々と洗脳されていくようなそんな恐ろしさが感じられました。
「ユノのフライドアンドフライト」はシステムこそシンプルなフライトゲームですが、フライド(揚げ物)とフライト(飛行)をかけた洒落たタイトル、要素の整った完成されたゲーム性が水準にまとまったゲームになっています。
敢闘賞
エキカクイーンズアイランド

製作者:快亭木魚
PLiCy スタッフコメント
エキゾチックな雰囲気に終始する異色の内容が目を引きます。
はちゃめちゃな登場人物たち、ストーリー展開、あまりの発想力に圧倒され尽くしでした。
敢闘賞
INNOCENCIA ECLIPSE

製作者:瀬野あるう゛ぁ
PLiCy スタッフコメント
制作にかける気合の入り方が一目でわかる作り込みが伺えます。
ただ操作可能になるまでの導入が長すぎることと操作説明が矢継早にされることが気がかりでした。
例えば初戦時点で特性の異なる3人のキャラクターを操作することになりますが1人目の性質を復習する前に次のキャラの説明に移ってしまうため「セオリー通りの戦い方に従った場合どのように有利になるか」「セオリーから外れた場合どの程度不利になるか」といったキャラの個性を理解する余裕がないことが厳しいです。
内容が濃くハイクオリティであるため、最初にゲームの要素を個別にプレイヤーへ理解させていく段階が必要だと感じました。
敢闘賞
ちっちゃいダンジョンゲーム

製作者:ひかる
PLiCy スタッフコメント
小規模ダンジョンながらゲームバランスが奥深く、クリアだけなら簡単→スコアを意識すると途端に難しくなるという絶妙な作りです。
稼ぎプレイをどう抑えるかという駆け引きでハイスコアを狙う楽しさがよくできていました。
敢闘賞
登場シーンメーカー

製作者:有楠(ありくす)
PLiCy スタッフコメント
キャラクターの登場シーンを作って遊ぶ、ゲーム制作ツールのようなゲーム。
いろいろ設定をいじって遊んでいるとゲーム制作においてはゲームを作ること自体を楽しむことも大事だということを思い返させてくれました。
敢闘賞
嘆きの七英雄(Ver.4)

製作者:KIRUKO
PLiCy スタッフコメント
力作と言える作り込み。マップの密度、NPCの会話量、随所のボイスとハイクオリティなRPG作品です。
次に行くべき目的地もわかりやすく、丁寧な作りを感じました。
一方で戦闘がややシビアで余裕があまりないように思います。
コマンド選択中に敵の行動が進行するシステムも合わさってもう少し落ち着いてプレイする余裕がほしいところでした。
敢闘賞
【ワンマップRPG】ヘイシくんがいく。

製作者:PROTOTYPE MUUMUU
PLiCy スタッフコメント
RPGゲームから要素をどこまで削ぎ落とせるかを考えさせてくれる作品です。
ワンマップの中にRPGたらしめる要素が一通り揃っており、RPGに広大なマップは必ずしも必要ではないことを示してくれます。
敢闘賞
美女と野獣ランチ

製作者:おとなりマミハ
PLiCy スタッフコメント
導入ストーリーのテンポがよく、最初のパズルも操作のチュートリアル→パズル本番という流れを構築しているなど短編ミニゲーム集ながら本格的な作り。
ミニゲームはシンプルな作りで操作/ルールもわかりやすく快適にプレイできました。
敢闘賞
Axis for Reunion

製作者:フィリたん
PLiCy スタッフコメント
チュートリアルが段階を追ってされていて丁寧な作りをしている印象を受けました。
一方で世界観の説明が長く、「ここがどういう世界なのか」という疑問をプレイヤー自ら調べに行く前に一方的に受け続ける点がやや苦痛に感じます。
ですが説明に固有名詞が多くやや冗長に感じるという点以外には特に不満はなく、次の目的がわかりやすいなどゲームバランスも含めプレイそのものは快適でした。
敢闘賞
1本のロウソク

製作者:青三角錐
PLiCy スタッフコメント
白黒の独特な世界と異形な敵の数々が深い印象を刻み込みにくる異色の作風。
おぼろげなランプの灯りが不気味な雰囲気を際立たせています。
ストーリーがやや複雑でもう少し丁寧な展開説明がほしかったこと、マップを隅々まで探索するメリット(隠し装備)等の要素がほしいところでした。
敢闘賞
僕と君と彼女の話

製作者:松島研究室
PLiCy スタッフコメント
二股をテーマにした際どいストーリーが刺激的な内容です。
主人公への共感できなさっぷりが凄まじいのですが物語の展開ペースがよく、ついつい読み進めてしまう魅力がありました。
敢闘賞
一入入狼

製作者:猫丸@月猫団♪*゜
PLiCy スタッフコメント
最初にプレイした感想は一人用の普通の人狼ゲームだな……といった感じでした。
普通にプレイできる人狼ゲームという点が重要で、人狼ゲームのルールを知らない人でも一から学ぶ教材として利用できる貴重なゲームです。
人狼の基礎ルールに加え妖狐、猫又、狂信者などメジャーな拡張ルールをカスタマイズ設定できる点も高評価でした。
敢闘賞
きなこもチャンネル:重力変動装置起動してみた

製作者:きなこもちぃ~
PLiCy スタッフコメント
強制移動パネルを多用してキャラの挙動に味を出している点が面白いゲームです。
強制移動がプレイヤーへの嫌がらせにならないように配置されており楽しいステージ構成でした。
敢闘賞
SHADOW / オカルティックデッド

製作者:裏束
PLiCy スタッフコメント
「SHADOW」「オカルティックデッド」ともにアドベンチャーゲームとしてマップを隅々まで捜索する動機づけがされている点がグッド。
ストーリー展開に惹きつけられつつ捜索によって情報のピースを集める楽しさ、うまく解決に導けた時の爽快感がありました。
ただ探索に伴うマップの移動量が多めで屋上と最下層を行き来するときにショートカットがほしいと思うこともありました。
敢闘賞
ケース02:パラハザード(無料版)

PLiCy スタッフコメント
要所でダイスを振って進めていく、どことなくTRPGを想起させる印象を受ける作品でした。
どの程度の確率を許容していくかを考えさせられ、単純な運ゲーには収まらない戦略的要素が強い内容です。
独特なシステムですが直感的にわかりやすく、チュートリアルがストーリー内に丁寧に組み込まれており操作面で困ることもありませんでした。
敢闘賞
神石師(じしゃくし)

製作者:oka
PLiCy スタッフコメント
準ホラーといった印象を受ける作風でした。
見落としがないか同じ箇所を何度も回ってしまう点が大変ですが情報集めは楽しくできており、ストーリー進行のテンポがよくキャラ会話も楽しめました。
敢闘賞
RPGのレストラン経営ってどうなの

PLiCy スタッフコメント
ギャグゲーのごとき勢いとノリで突き進むストーリーが痛快。
通常攻撃が弱い代わりに消費アイテムを駆使するバトルシステムが新鮮でした。
敢闘賞
チーちゃんと猫妖精の探し物【ver1.11】

製作者:chie
PLiCy スタッフコメント
優しい雰囲気が印象に残るRPG作品です。
バトルの内容が「戦う」ではなく「助ける」な点が特徴的で、魔物を倒すのではなく暴走から救い出すというバトルするRPGとしては珍しい作風。
敗北してもゲームオーバーにならず自宅に戻されるだけなため新ダンジョンにも気軽にチャレンジできました。
敢闘賞
【クイズ】学園スイーツ発見 ~双目(ざらめ)のドーナツ編~

製作者:ほんわかふわふわ
PLiCy スタッフコメント
「2」をテーマとして徹底的に拘った点がとても画期的なゲームでした。
単に各国の「2」を答えるだけなら簡単だろう、と思いきや意外にもとっさに判断するのは難しかったです。
敢闘賞
3x3SAGA【3x3マスRPG】

製作者:Kolt Jarti
PLiCy スタッフコメント
3x3マスの範囲で構成されたマップを巡る異色のRPG。
マップ構成だけを見るとこぢんまりとしたゲームに思えましたがゲーム内容は本格的なRPGになっています。
如何にして限られた範囲でRPGのフィールドを表現できるか、その一つの解を見た作品でした。
敢闘賞
タイムマシンと黒いネコ

製作者:あさえい
PLiCy スタッフコメント
タイムリープによって意図しない部分が変化していく恐怖をRPGとして巧く表現されています。
落語や昔話にありそうな度肝を抜く展開も秀逸でした。
敢闘賞
わだつみのこだま

製作者:むじ
PLiCy スタッフコメント
聞こえてくる音と同じ音が出る楽器(になるもの)を探すという面白いアイデア作品。
複数の楽器を組み合わせる、複数のパーツを組み合わせて楽器を作るなどバリエーション豊かでした。
どことなく寂しい、孤独感が伝わる演出もグッド。
敢闘賞
DeepForestGame

製作者:T-TERU
PLiCy スタッフコメント
特にグラフィック面への力の入り方が見て取れます。
後ろから迫ってくるドラゴンから逃げるべく前へ進み続けるというわかりやすいゲーム性もよい感じです。
一方でプレイヤーのできることやステージギミック、敵などが少なく単調なことが難点。拡張次第で大化けする可能性を秘めた作品だと思います。
敢闘賞
LIBERATOR【体験版】

製作者:GutsAndEffort
PLiCy スタッフコメント
2Dアクションゲームで見かける「エアダッシュ」に着目した内容。
各方向キーとボタン1種の単純操作で抑えられているため操作方法に悩まない点が良かったです。
何故か左上+左キーを入力した状態でジャンプができなかったり、全体的に入力がシビアで操作性が厳しい点が気がかりでした。
ですが強化アイテムによるプレイヤーの拡張性やマップ構成のバリエーションなど、今後の発展に期待を持てる部分も多いです。
敢闘賞
ひまわりの泪

PLiCy スタッフコメント
本格的なサスペンスノベルという印象を受けました。
テキスト量がかなり多く充実した内容。それでいて展開のテンポがよく読み飽きません。
ギャグ調⇔シリアス調のバランスもよくキャラクターの魅力の出し方が素晴らしい作品です。
敢闘賞
暗記カードを配りに

製作者:さんぴの
PLiCy スタッフコメント
一風変わったシステムを採用したバトルゲームという印象です。
敗北を繰り返してキャラをどんどん強くしていくハクスラ形式のゲーム内容で、キャラを強化するとより奥へ進めるという過程が明確に現れるため強くしていく楽しみがうまく出ていました。
地味な部分では「最初の戦闘でわざと負けるとどうなるのだろう?」という点もしっかり対策されてるのも面白かったです。
敢闘賞
気仙沼クエスト3.11エディション

製作者:eigo h
PLiCy スタッフコメント
震災という難しいテーマで作られた作品ですが、深刻すぎずそれでいて繰り返される余震に慣れてしまうことへの警鐘を与えるものになっていると感じました。
友達を100人作る上で障害になるおじいさんの怒りが段々と煩わしいものに感じてしまう、それに伴って余震がただの邪魔な存在と感じてしまうという恐ろしさ。
ただ、ゲームとして見た場合に地震が起きてから避難を始めても運次第でおじいさんに怒られてリセットになるのは理不尽にも思いました。
審査員 NAK@22番目の素数様コメント
東日本大震災の被災地という題材をゲーム的な表現にうまく落とし込めています。プレイし続けていると余震に鈍感になるので、なるほどと思いました。
このゲームは「シリアスゲーム」だと思います。シリアスゲームで難しいところは、伝えたいメッセージ(現実に関わる知識など)とゲーム的な面白さを両立させることです。
たとえば、カラーコーンの先に行って友達を作るイベントは、「友達を100人つくる」というゲームの目的にとっては損ですが、ゲームが伝えたいメッセージとしては極めて重要なものとなっており、矛盾しています。
このゲームで伝えたいメッセージを保ったまま、プレイヤーを飽きさせないゲームのルールや演出を強化するといいでしょう。一つの案としては、伝えたいメッセージと関連する変化を丁寧に描くことです。たとえば、避難所の様子が時間の経過で変わっていく(荷物や人が増える等)という演出が考えられます。
敢闘賞
5 BLOCKS / クラゲイスター

製作者:BLOSSOMMOON
PLiCy スタッフコメント
ゲームルールとしてはそれぞれ既出のものですが、ゲーム演出が心地よく遊んでいて純粋に楽しめます。
「5 BLOCKS」はヒント機能も搭載されており、ヒントに頼らず攻略するという自分の意志で難易度を調整できる点が特によかったです。
「クラゲイスター」のガイスターの駒をクラゲにするセンスも◎。ゲーム性の部分には特に不満点もなく、完成度も高い作品です。
敢闘賞
THE LAST WISH(体験版) Ver 0.1

PLiCy スタッフコメント
チュートリアルが順序立てて行われており、丁寧に作られている印象を受けました。
本作独自の要素を活かしきれていないように思う部分が惜しいですが、ゲームバランスは良好でプレイに不満を抱くことはありませんでした。
敢闘賞
ハッ崩し ーハクスラ+ブロック崩しー

製作者:PHI
PLiCy スタッフコメント
基本的なゲームシステム自体は普通のブロック崩しといった具合でしたが、メタリック感・重量感の演出が秀逸。
単純に球を打ち返すだけにならないようにおそらくランダムに降ってくるであろう妨害要素も良い方向に働いていました。
敢闘賞
ハミヅキ

製作者:ty
PLiCy スタッフコメント
ノベル+クイズでダブルトーンイラストが個性的なゲームです。 クイズの難易度が高いので、もう少し簡単にするととっつきやすくなると思います。
敢闘賞
雨音と自動人形 結(むすび)

製作者:datchi
PLiCy スタッフコメント
ボイスあり、ムービー付きと気合を入れて作られたノベル作品でした。
ストーリーの流れ的には意外性といった部分でのパンチ力不足を感じましたが、「こうあってほしい」的な希望に沿う正統派ノベルという印象です。
ノベルゲームとしてプレイヤーが話の展開を選択できる部分はほしいと思いましたが、会話の流れ・表現性など全体が高水準に仕上がっている作品でした。
敢闘賞
誰彼の町に眠る∞-メビウス-【第一章】

製作者:猫熊-nekopan-
PLiCy スタッフコメント
日本神話で語られる「幽世(かくりよ)」をテーマに独特の世界を作り上げている点がとても面白いです。
キャラの魅力・話のテンポともに良く展開を楽しみながら読み進めました。
ゲームの雰囲気に合ったUIデザインも◎。続きが気になる作品の一つです。
敢闘賞
けもみみユーフォリア

製作者:依央(イオ)
PLiCy スタッフコメント
個性豊かなケモミミキャラが多数登場するケモノ成分豊富な作品。
登場キャラの個性がとても濃く、ハマる人にはとことんハマるゲームと感じました。
一方でルート分岐がわかりづらく、最初の分岐の際に選択肢にキャラクターの絵を含めるなどをしてどの選択肢を選べばどのキャラのルートに入れるか分かるとより良くなると思います。
敢闘賞
悪しき空中戦艦

製作者:マジックさん
PLiCy スタッフコメント
ステージ構成が凝っているGDA作品という印象です。
空中戦艦というテーマとストーリーを用意し、マップの変化で状況の移り変わりを表現していく手法がぴったりハマっています。
ただ、演出用のロック扉が鍵を消費して開けられてしまうため容易に詰んでしまう点が難点。ステージの作り方はとてもよくできているので今後に期待です。
敢闘賞
生きるその先に -岐尾森編-

製作者:みゃあすけ隊長
PLiCy スタッフコメント
ストーリーの密度がとても濃く、物語の導入から引き込まれる内容でした。
立ち絵の変化も豊富で見ていて飽きず、キャラクターの感情表現も豊かな点も良かったです。
些細な部分ではありますが、表現手法やジョークなどがやや古く感じることがあるのが気になる点でした。
敢闘賞
Raisond'etre

製作者:C3Games
PLiCy スタッフコメント
闇を感じさせる雰囲気が特徴的です。
不穏な空気の漂い方をこの上なく的確に表現しており、独自の「集中」システムも噛み合って全編通して緊張感が途絶えることのない一貫した作品でした。
欠点としてマップ探索にお使い感が強いこと、終盤に挟まるアクションパートがそれまでのゲーム性と隔絶している部分がありますが些細なものであり総じて高クオリティにまとまっています。
雰囲気・ストーリー展開が人によって大きく評価が分かれそうとも感じましたが印象に強く残る作品であり、刺さる人には深く刺さる作品と思います。
敢闘賞
アル管理人の恋 spring + summer

製作者:Mirin
PLiCy スタッフコメント
フルボイス作品でありながら会話テキストの多さが魅力です。
主人公+個性豊かな攻略対象6人の計7人が織り成す会話量は圧巻の一言。
「糖度高め」を謳うに背かない甘々な展開も特徴的でした。
敢闘賞
錬金獣アルビーくん

製作者:とりまる
PLiCy スタッフコメント
システム面・グラフィック面双方においてレベルの高い作品です。
独特なシステムですが段階を追った丁寧なチュートリアルのおかげでスムーズに理解できる点がとてもグッド。
操作に関する画面内の移動量が多く、マウス操作/タップ操作だとテンポが悪く感じることが多いのでコントローラ操作への対応を望みたいところです。
敢闘賞
スターレヴェリー ~夢見る少女と守護戦士~

PLiCy スタッフコメント
単純なゲーム性ながら爽快性に溢れたバトルアクション。
操作もわかりやすく、説明をすっ飛ばして即プレイして楽しめる点が特に素晴らしいです。
高難度ステージがクリアに必要ない形で置かれてるなどの配慮も高ポイント。
敢闘賞
Fortissimo

製作者:はやて
PLiCy スタッフコメント
お手軽操作でプレイ可能な音ゲー。音ゲー苦手な人でも楽しめるゲーム性です。
マウスを左右に移動させるだけというこの上なくわかりやすい操作で気軽に楽しめる点が高評価です。
ボリュームが少し物足りませんがシステム的な完成度は高いゲームになっています。

準敢闘賞

準敢闘賞
Virtual.exe

製作者:サーバル@P
準敢闘賞
どり~みん一瀬チェンジ

製作者:弓川
準敢闘賞
題名のないゲーム理学会

製作者:taro
準敢闘賞
エデンの天使とアンジュの吸血鬼

製作者:かしのきかな
準敢闘賞
これってモテ期ですか!? / そして僕らは世界を壊す / A-line

製作者:質量欠損
準敢闘賞
ボーライド / ダムドウィング

製作者:Yoshiki
準敢闘賞
palehorse -Aurora- / NOVA

製作者:露人
準敢闘賞
り。たーん

製作者:シキ式
準敢闘賞
ちょい長めの簡単アスレチック

製作者:レイ
準敢闘賞
竜の娘 ~竜王の野望~

準敢闘賞
クリフォトとセフィロト

製作者:goumanfactory
準敢闘賞
俺ん家のヨワムシ神様 / 二輪のアサガオ ~【チャプター3冒頭】

準敢闘賞
StormArts

製作者:柏尾結維
準敢闘賞
HollowSky(ホロウ・スカイ)【PC専用】

製作者:anubis@Hollow_Perception
準敢闘賞
チェルミー

製作者:笹松空翔
準敢闘賞
ぼくらの冒険出張版

製作者:ドット君
準敢闘賞
ゆめいろ☆ハイスカイ

製作者:じらら
準敢闘賞
ルドルフのおくりもの

製作者:パセねこ
準敢闘賞
ゴージヤス事件

製作者:ゆわか
準敢闘賞
【体験版】Lunatic Den【※激重注意】

製作者:Zephilie
準敢闘賞
Phagocyting!

製作者:まくらけっと
準敢闘賞
天真!早食いバトル

準敢闘賞
HOLO FIVE STORY(最終章追加)

製作者:夢籠るあ
準敢闘賞
セブンアゲイン

製作者:あきら
準敢闘賞
ボックスハウスダンジョン

製作者:リネラ
準敢闘賞
恋に落ちてはいけない20分

製作者:灯野ともる
準敢闘賞
パーティ構築型SRPG『えすこと魔界傭兵団』

製作者:Kazumi Mugino
準敢闘賞
olin suwi tawa kijetesantakalu

製作者:日寺
準敢闘賞
フラワーリースとふたりのマホウ

製作者:猫山 鳥 @RPG制作
準敢闘賞
タイピング爆弾ゲームオンライン

製作者:郵便局長
準敢闘賞
ゆめいろ☆ハイスカイ / 武陵源アドベンチャー

製作者:じらら
準敢闘賞
BEST LAP!

製作者:ひろちゃん
準敢闘賞
復讐の汚濁

製作者:大沼屋
準敢闘賞
堕ちた恒星、朽ちた嶺岸

製作者:桑原京作
準敢闘賞
ふたばタイピング3

製作者:ふたばベホイム
準敢闘賞
流星Refrain

製作者:Nost/Wind
準敢闘賞
貴方に勧めるノベルツール15+α選

準敢闘賞
Brave Material Adventure

製作者:まっすー
準敢闘賞
うどんねこⅡver1.0

製作者:unknown

協賛

総評

以上がPLiCy ゲームコンテスト2022で受賞した作品となります。

コンテスト結果発表の遅延、度重なる延期に関しまして申し訳ありません。
大変ありがたいことに作品の応募量及び各作品の内容のボリュームが想定を大幅に超えるものとなり、スタッフの見通しの甘さを露呈する形となってしまいました。
次回以降開催においては改善を図りたいと思いますため、どうかPLiCyゲームコンテストを今後ともよろしくお願いします。

今回は前回以上にシナリオ部門としてアドベンチャーゲームの応募が多く、PLiCyコンテスト史上で最も圧倒的激戦区となりました。
アドベンチャーゲームはシナリオ面での評価が特に大きく影響しますが、「小説・ノベル」だけに収まってしまわない「ゲーム」としての演出やUI、機能といった面も重要な評価点としています。
これらの評価内容が特に大きく影響した例がシナリオ部門金賞に輝いた「修学旅行 ~性格不安定なまみちゃんと僕の物語~」であり、ゲームならではのシナリオ表現を全力で為された作品となっています。

続いてシステム部門として質・量共に重厚なRPG作品の応募が多数あり、こちらの評価にも時間を要する結果になりました。
システム部門は特に票数が接戦となり、「テンセイのヒジュツ」が一歩リードして金賞に選ばれました。
やり込みたくなる導線がしっかりしており、それでいてアイテム収集で手元にメモを取る必要のない親切設計が評価の後押しをしていました。

一方でアクション部門は部門内総応募数が相対的に少なかったこともあって評価が集中し、「笑える跳ねるボール」が繰り返しプレイしたくなる謎の中毒性を以って金賞となりました。
単純でありながら楽しめる部分が評価として非常に大きく、楽しんで高難度ステージにチャレンジしたくなるというのは見事でした。

以上がPLiCy ゲームコンテスト2022における総評となります。
延期に関してご迷惑をおかけし重ね重ね申し訳ありませんでした。
次回以降もPLiCyゲームコンテストの開催に向けてスタッフ一同取り組んで参りますので今後ともご参加をよろしくお願いします。